2024年版｜IBJ成婚白書を読み解く
“結婚できる人”の共通点、全部出します。

― データは嘘をつかない。今の婚活市場を正しく知ろう ―

Chapter 1｜まず押さえるべき、IBJの基本データ

• 会員総数：97,857名
• 加盟相談所数：4,541社（全国展開）
• 月間お見合い数：79,600件
• 月間成婚数：1,538件
• 平均活動期間：約10.7ヶ月（最短で約6.4ヶ月）
• 主な年齢層：30〜39歳中心だが、60歳以上も多数在籍
• 高学歴・高年収会員が多く、男性のボリュームゾーンは年収500万円台

この規模と真剣度の高さは、他のマッチングアプリや婚活サービスと一線を画します。

Chapter 2｜年齢別の成婚率から見える“戦い方”

成婚率が最も高いのは、男女ともに30代前半。
ただし、40代以降でも20％前後の成婚率を維持している点に注目です。

「年齢がネックになる」という思い込みは、やり方次第で崩せる時代になっています。

Chapter 3｜成婚者は“どれだけ動いたか”が違う

成婚退会者の行動パターンには明確な特徴があります。

• ▶ 初回お見合い後の「ファーストコール」実施率が8割以上
• ▶ 仮交際中の同時進行は2〜3人が平均
• ▶ 申し込み・お見合い回数が非成婚者より多い

Chapter 4｜成婚までのスピード感を“知っておく”

婚活は「長くやればうまくいく」わけではありません。
実際、約8割の成婚者が1年以内にご成婚されています。

• ▶ 〜6ヶ月以内：36％
• ▶ 6ヶ月〜1年以内：44％
• ▶ 1年以上：20％

特に多いのは、6〜9ヶ月で成婚する層。
「ご縁に出会ったら一気に進む」これが今の婚活市場のスピード感です。

Chapter 5｜“行動力”ד受け入れる力”が勝敗を分ける

成婚する方の共通点は、データで見ても現場で見ても明確です。

✅ 自分の現状と向き合う「覚悟」
✅ アドバイスを柔軟に受け止める「素直さ」
✅ 行動量を自ら増やせる「主体性」

結婚はゴールではなく、スタート。だからこそ「この人と人生を共につくりたい」と思える誰かに出会うには、
自分自身も“共につくれる人”である必要があるのです。

まとめ｜数字の裏に“人間ドラマ”がある

成婚白書は、ただの統計ではありません。
その一つひとつの数字の背景に、挑戦と覚悟、そして選択が詰まっています。

「結婚できる人」は、最初から条件が整っている人ではありません。
自分の人生を動かすために、“やってみた人”です。

さあ、次にそのデータの一部になるのは、あなたかもしれません。

婚活では、「どんな人が結婚できるのか？」という問いに対して、万人共通の答えはありません。
しかし、“結婚できる人たちに共通する姿勢”は、極めて明確です。

・情報収集に貪欲であること
・自分を客観視できること
・アドバイスを素直に受け止められること
・お見合い数・仮交際数を「挑戦の証」と捉えられること

特に40代以降でも成婚率が一定水準を保っているのは、「年齢＝不利」という幻想を捨て、
行動と選択を変えた人たちの結果に他なりません。
本気の人は、どの世代でもちゃんと結婚しています。

そして、成婚白書を読むたびに再確認するのは、「婚活は自分の人生と向き合う時間」だということ。
出会いの数ではなく、出会いの“深さ”が問われる時代だからこそ、丁寧に自分を知り、相手と向き合う力が必要です。

僕たちは、ただ数字を並べるのではなく、
この数字の裏にある「あなたらしい婚活の形」を一緒に導き出していきます。